POGの新シーズンに向けて、皆様本を買ったり、特集を見たりと、徐々に皆さん準備を進めている時期ではないでしょうか?

昨年このブログでは、「シルク」を推させていただき、見事アーモンドアイが久々のGI勝利を飾りました。

時代の流れを読むことは、予想においても、POGにおいても必要不可欠。

本日は、今シーズンを振り返り反省し、来季に向けて、どういう戦略で行くかを考えていきますので、

皆様のPOG検討にお役立てくださいませ。

なお、私の参加しているPOGは、収得賞金制度(1着のみポイント、重賞は2着まで)に加え、非社台POG縛り(社台は1頭のみ。種付馬は牡馬牝馬一頭のみ)という強烈な縛りで行われています。

それでいて毎年メンバーの誰かがクラシックに駒を進めるのだから、レベルが高いところで戦っているのです。

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指名馬一覧

1位タニノフランケル
角居厩舎(2-1-2-3)900万円

指名理由
非社台ではありましたが、縛りなしのPOGでも人気を集めた一頭で、となれば非社台ではドラフト上位指名は間違いなし、という一頭で、ここは勝負のドラフト1位指名。周りからは「やられた」の声があり、してやったりでした。

指名理由としては、ガリレオ→フランケルに変わったことで、日本の芝への適性が増すとの判断でした。実際の映像でも、非常にいい馬でしたし、「これは上よりも間違いなく走る」と確信し、指名。

デビュー後
正直デビュー前のインパクトはありませんでしたが、手堅く2勝してくれたことは非常に嬉しく思います。収得賞金ルールなので、脚が遅いこの馬にとっては決め手が課題になりましたが、雨などの運も味方に何とか900万をGETしてくれました。本格化はまだ先でしょうし、期間が終わっても、頑張ってほしいですね。

2位ミッキーチャーム
中内田厩舎(0-1-1-1)0円

指名理由
モーリスの全弟ルーカスを2位指名し、3人競合の末、落選。ハズレ2位に指名したのがこの馬。セレクトセールでは7000万円と非社台牧場の中では高額で、牝馬のディープ産駒でいい馬がいなかったので、獲られる前に獲ってしまえ、とここで獲得。中内田厩舎所属というのも心強かったです。

デビュー後
デビューから立て続けに取りこぼしが目立ちました。これが外人ジョッキーでも乗せていれば勝てたかもしれないのですが、何とか期間内1勝はしてほしかったですし、間違いなく今後勝ち星を積み重ねていくような走りでした。
結果論ですが、指名はもうちょっと後で良かったかなと。そうすれば、ジェネラーレウーノは指名できたのですが…

3位タガノプレトリア
宮徹厩舎(1-2-4-5)400万円

指名理由
「小倉2歳Sを勝てる」と、須田鷹雄と井内利彰が豪語。即戦力になると判断。これだけ言われていれば、上位で消えると判断し、ヨハネスブルグですからココらへんで取りに行きました。

デビュー後
「小倉2歳S」とはなんだったのか。やはり当てにならんですね。結局兄同様ダートで活躍。500万でも常に上位争いをしているので、何とか期間内2勝してほしかったところですね。

4位シャルドネゴールド
池江厩舎(2-1-2-1)800万

指名理由
当時から親交のあった「やーしゅん」(ファームライダーブログ運営中)から、「これはいいよ」と教えてもらって馬で、隠し玉的な存在でした。指名後、「あっ」という声が聞こえたので、6位→4位に繰り上げて正解でした。

デビュー後
評判通りの素晴らしい馬でした。それだけに、2勝止まりというのが本当に悔しいです。葉牡丹賞で完全な取りこぼし。短いPOG期間、クラシック路線は、ああいう些細な取りこぼしが後々響いてきます。あの時、「最悪・・・」と今の状況を危惧していましたが、案の定でした。皐月賞もダービーも上位争いできる逸材だっただけに、本当に悔しいです。

5位マジックランタン
佐々木厩舎(0-0-0-4)0円

指名理由
ロゴタイプの活躍により、カラクレナイやヴゼットジョリーなどの活躍馬を輩出したローエングリン。産駒はいい流れで来ていましたから、一頭くらい指名したかったので、セレクトセール出身のこの馬を選択。

デビュー後
節穴でした(笑)やはりマイナー馬主マイナー厩舎は情報も出てきませんし、指名しないのが賢明ですね。

6位バイオレントブロー
佐々木厩舎(1-1-0-5)400万

指名理由
「ノーザンHPのマラソン抽選会の景品だから」

デビュー後
良く走ってくれました。うまく行けば2勝できましたからね。故障もあって春はお休みとなりましたが、下位指名は1勝して小銭を稼いでくれるだけで十分です。キャロットやシルクなどは、「非社台」に振り分けられます。今年もココらへんからの指名争いとなりそうです。


7位シグナライズ
藤原英厩舎(2-1-1-3)800万

指名理由
マル外は2頭までという縛りもありますので、2頭目はこちらに。手堅いフランケルで手堅くいく作戦で、もしかすると一発がありますからね。

デビュー後
2勝できて万々歳です。正直走ってみるとそこまで強くなく、こちらもタニノフランケル同様やや脚が遅いタイプで勝ち味に遅かったです。ただ、藤原英厩舎はいいですね。来季も期待できるのではないでしょうか?

8位ドゥリトル
村山厩舎(1-0-2-7)400万

指名理由
兄アウトライアーズの下ということで、期待しました。育成場の走りも良かったですからね。

デビュー後
デビュー戦を見た時に、厳しいなぁと思った馬だったので、良く勝ち上がってくれました。あわよくばもう一勝でしたが、まぁ贅沢は言えませんね。

9位レッドラファーガ
角居厩舎(未出走)

指名理由
非社台POGにおいて、大事なことは二つ
①社台の当たりを引くこと
②ディープ産駒の当たりを引くこと

ディープ産駒は非社台でもよく走りますし、情報量も非社台でも出てくる血統です。ですから、ディープ産駒は社台で使わずに、非社台で使っていこうと判断しての指名。社台ファームでの走りも素晴らしかったですし、ここまで残っていて良かったという感じでした。

デビュー後
まさかの体質の弱さを露呈。初年度産駒の怖さが出ましたし、吉澤ステイブル育成もマイナス要因となってしまいました。流れ的には、そろそろレッドも走らないとまずく、マズマズのラインナップだっただけに期待したんですが。これもPOGの怖さですね。

10位フラットレー
藤沢厩舎(1-0-0-3)500万

指名理由
「ハズレがないノーザンHP優勝景品」

デビュー後
まさかのハズレでした。

2017年度トゥザクラウン
2016年度リライアブルエース(サトノダイヤモンドのハズレ指名)
2015年度フェスタジュニーナ

毎年クラブ1億円募集馬を指名して、ことごとくハズレを引いていましたから、今年は置きにいったんですが、まさかの失態。やはりみんながみんな騒ぎ出したころの「後追い」は絶対ダメですね。リスグラシューが走りまくって、皆さん「確信」してましたから。これはショックでした。


総括
(10-7-12-33)4300万円(暫定2位)

10頭中7頭が勝ち上がるという驚異の勝ち上がり率。しかし、重賞を勝てなければ、突き抜けることができないのがPOGです。今シーズンはかなり準備しましたし、勝ち星を積み重ねたことは、自信にもなります。
2016年シーズンもしっかり準備をし、かなりの勝ち上がり率を誇りましたが、重賞未勝利。
かたや2017年は多忙により、準備を怠り、勝鞍はほとんどなかったものの、ウインブライトを指名していたことでトータル2位

2018年の課題としては、
①重賞を勝てる馬を指名する
②驚異の勝ち上がり率は維持する

この二つが重ねれば、間違いなく突き抜けることでしょう。ブログの発展により、今年は今まで以上に多くの関係者と接点を持つことができています。情報量の多さなら群を抜いているはずですから、うまく整理し、ドラフトに向けて準備をしていきたいと思います。

来季の注目クラブ

最後に、今シーズン注目のクラブを発表します

C
(10位前後)

シルクもGI制覇の間隔が空いていたように、このクラブ最近GI馬が出ていません。一時は良かったんですが。

現3歳世代もGIで好走がありましたから、今年もGIを勝つくらいの馬が入っていても不思議ではないはずです。

今日はこの辺で。こちらも応援クリックよろしくお願いします。

GOOD LUCK!!
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