競馬界には、流れがある。
どうしても、その規模の大きさから、競馬の中心となっている社台グループ。
そんな存在だからこそ、嬉しい悩みも多い。
今日のPOGのお話は、そんな社台グループの作り出す、「流れ」を書いていこうかなと思います。

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問われるマネージメント力

普通馬主であれば、自分の馬が走ればそれでいい。
普通牧場経営者であれば、自分の馬が売れて走ればそれでいい。

しかし、数多の牧場経営、クラブ運営をしている社台グループ。

馬を売らなければいけない。
馬を走らせなければいけない。

セレクトセールという、日本最大の市場に、数多くの良血馬を送り出す社台グループ。
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(引用:JBIS http://www.jbis.or.jp/seri/2016/11H1/)

以下、引用。

総売上額(税込)は8,781,048,000円で6年連続レコードの偉業達成 
1億円以上(税込)14頭、うちディープインパクト産駒が10頭を占める


 セレクトセール1歳は7月11日(月)、苫小牧市のノーザンホースパークにおいて一般社団法人日本競走馬協会主催で行われた。上場頭数は247頭(牡159,牝88)で、売却頭数は217頭(牡140,牝77)、売却率は87.9%。総売上額は昨年から更に11億円余伸ばした8,781,048,000円で、6年連続レコードの偉業を達成した。平均価格もついに4,000万円台に乗せ、40,465,658円で前年を10.8%上回った。中間価格は27,000,000円で昨年と同価格。 
 最高価格馬は父ディープインパクト、母が米2歳牝馬チャンピオンのオーサムフェザー(USA)の牡駒で、280,800,000円で大阪府の(株)KTレーシングに購買された。牝の最高価格は父ディープインパクト、母トップライナーⅡ(USA)の産駒で、カナダから参加したCharlesE. Fipke氏に135,000,000円で購買された。4頭が2億円超えとなるホット・マーケットだった。 
 種牡馬別では、ディープインパクトが20頭上場し全頭売却、平均価格123,606,000円ででトップ。1頭売却のDansiliが66,960,000円で第2位、キングカメハメハが9頭売却の58,080,000円で続いた。新種牡馬ではオルフェーヴルが12頭全頭売却で47,250,000円、ヘニーヒューズ(USA)が7頭全頭売却で41,117,142円、ロードカナロアが8頭売却で37,935,000円となった。団体購買では、JRA日本中央競馬会が2頭(牡1,牝1)を総額16,200,000円で購買した。 
 価格帯を見ると1億円以上が14頭(前年10頭)、5,000万円以上は47頭(前年35頭)、4,000万円以上が71頭(前年53頭)と顕著に上方へシフトした。 
 市場長代理でノーザンファーム吉田勝己代表は「80億円を超える売り上げは凄い成績で、世界一のせり市場と言って過言ではない。日本経済の状況も良いと言えず、円高にも振れていて、心配な面もあったが、海外からの購買者が期待以上に活発にせりかけて、これ以上は望めないと思った昨年を超える活況だった。当歳のせりもこの熱気のまま活況だと思うので、それが日本せり全体にいい影響となるよう期待している。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)




セレクトセールとは

 日本競走馬協会が主催するセレクトセールは、世界でも有数のサラブレッドセールです。当セールは、これまでのせり市には登場することのなかった良質馬を中心に上場し、自由競争による公正な取り引きを行うことで、開かれた市場の確立とサラブレッド流通の活性化を図ることを目的に開設されました。
 1998年に開催された第1回セールでは取引総額が50億円を超えるという大成功を収め、それ以降も日本のせり市では異例ともいえる7割を超える売却率を達成しています。また、競走年齢に達したセール取引馬は高い勝ち上がり率を記録し、「日本競馬史上最強馬」といわれるディープインパクト号をはじめとするG1ウイナーを多数輩出してきました。
 セレクトセールは毎年7月に開催され、厳選した良血馬が数多く上場されることから、国内外の競馬関係者の注目を集めています。大種牡馬サンデーサイレンスの血を引く後継種牡馬産駒をはじめ、日本でしか手に入らない良血馬を求め、海外の有力バイヤーも参加。海を渡ったセール取引馬からも重賞勝ち馬が出るなど、世界の競馬サークルの中でセレクトセールは確固たる存在になっています。 


(引用:日本競走馬協会 http://www.jrha.or.jp/selectsale/about.html

このように、日本の経済にも影響を与えるセレクトセール。
個人馬主にとっても、優秀な若駒をGETできる最大のチャンス。

しかし、ここで一つ、問題があり、

いい馬をセールに出しすぎれば、個人が経営するクラブや個人馬主(吉田勝己等)に馬が回らなくなり、逆に個人が経営するクラブに馬が回りすぎると、セレクトセールに馬が回らなくなる。

クラブばかり馬が回りすぎ、セリの馬が走らなければ、セリでの売上は落ちる。
しかし、セリの馬が走りすぎて、クラブの馬が走りすぎれば、クラブの売上が落ちる。

この、微妙な均衡を保つ、マネージメント能力というのが、社台グループ、日本競馬界のバランスを保つためには、最も大事。

と、いうことはつまりだ。
分配に、強弱をつける必要が出てくる。

例えば、
・普段セリに出していた系統の馬が、クラブに回る。
・ずっとこっちのクラブだった馬が、違うクラブに回る。
・クラブに出ていた馬が、セリに回る。


などなど、ちょっとしたことに目を向けると、色々とみえてくるものがある。

最近で言えば、セレクトセールで2.5億の値がついた、サトノダイヤモンド
しかし、その妹の2頭は、サンデーレーシングにて一口募集がされていた。
その次の産駒は、牡馬に生まれ、再びセレクトセールで2.8億円という高額で取引がされた。

牝馬に生まれた2頭は、社台グループが所有し、そうすることで、繁殖牝馬としても所有することができ、その子供をまたクラブに出すことができる。

このように、全ては計算の上に、成り立っている。

クラブ運営もしかり。
やはり力の入れている時期というのは、必ずある。

2012年、サンデーRのG1での上位独占が相次いだ。
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まぁ元々毎年質の高い馬が揃うサンデーRではありますが、この年は特にすごかった印象でした。

そして今年の皐月賞
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その前の年というのは、サンデーレーシングはおろか、社台RHの所有馬が一頭もおらず。
セリで高額取引されたサトノダイヤモンドが2着に好走。
また、キャロットクラブの馬の出走が目立っていますよね。

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最近はとにかくキャロットの勝ち上がり率が高くなっていました。
2012年はサンデーRが中心でしたが、2013年には、クラシックではエピファネイア、2歳デビューではハープスターなど、キャロットからいい馬が続々出てきました。

このように、社台グループが全て運営している以上、流れが必ずできてきます。

今年は久々に社台RHにもソウルスターリングという稼ぎ頭が出てきました。
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昔は本当にこの勝負服ばかり出てきましたが、最近はキャロットが本当に多いですね。
社台RHの時代も、いつかくるでしょうね。

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また、今年はペルシアンナイトの皐月賞2着。
社台グループ傘下、お値段はなかなかのG1レーシングからもようやくいい馬が出てきました。

そろそろ出しておかないと、ヤバイですからね。
近い将来、いい馬が揃ってくるんじゃないでしょうか。


気になるクラブ名はこちら

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J300-250vic

中々いい馬が揃っています。
2011年くらいから本格的に社台傘下として動き出しましたが、
年々勝ち上がり率も上がっている感じですし、そろそろくるでしょうね。
その話しもまた別の機会に。

GOOD LUCK!!
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