朝日杯を振り返っていきましょう


まず、ゲート前。



偶数番の後半の2頭がゴネます。既に入った馬は待たされる形に
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スタート。ゲートでチャカチャカしていたイモータルとタイセイサミットがやや出負け。
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イモータルは内のユウチェンジが外へ寄れ接触。追い打ちを受けてしまいます
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タイセイサミットも、内のポールライトニングが外へ寄れます
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そして、接触します
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その反動で外へ振られ、さらに外のエアスピネルも内に入り再度接触
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結果2頭に挟まれる形になりました
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という経緯があり、スタートの出遅れを挽回どころか、追い打ちをかけられる形に
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特に前で競馬したかったタイセイサミットには相当な痛手でした








外のシュウジの岩田騎手は出していき内へ切り込んでいきます
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自身の必勝パターンに持ち込もうとしていましたね




外のハレルヤボーイの浜中騎手は一気に内を狙いに行きます。
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スリラーインマニラの和田騎手は一頭ポツンと外へ

リオンディーズのデムーロ騎手もゆったり構えていました






ハレルヤボーイが一気に内に入り込みます。
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イモータルの位置に注目









ポールライトニングの内にいたイモータルを外へ誘導。逆に浜中騎手は内へ
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人気馬の代役。武幸四郎騎手は「ミスをしない」ように心がけていましたね

逆に人気薄の浜中騎手は、「攻めの騎乗」を心がけてました。これが人気を背負う騎手とそうではない騎手の「」です。


シャドウアプローチは「エアスピネル潰し」よりも頭を上げているように、自分の競馬に徹して、エアスピネルの後ろへ入れて折り合いをつけようとします





イモータルは終始頭を上げていました。下見所で騎手がまたがってからずっと入れ込んでましたね
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軽くショウナンライズについて。横からのアングル。やや遅れます
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そこから、出していってポジションを取りに行きます
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で、この位置をとったわけですが
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そこからハミを噛んで引っかかっていました。シュウジも同じですね
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それが最後の伸びを欠いた要因でしょう








岩田騎手からしたら「行き過ぎ行き過ぎ」という感じでした。それを今から解説
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この直後に内を確認。手綱を引いたのはここの後に入りたいからでしょう
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で、しっかり前3頭の後の位置を確保。もう少し気性がよければ、ロスなくここに入れたんですけどね
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逆にエアスピネルは内に十分なスペースがあるのに対し、一切入る気がありませんでした










という感じで隊列が決まり3角へ
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リオンディーズは全くかかる場面がありませんでしたね。

デムーロ騎手はかなり楽だったんじゃないでしょうか??








内のサイモンゼーレがラチにぶつかったのか外へ膨れ、ユウチェンジがそれを避けるように外へ
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その煽りを受けてボールライトニングも外へ振られます
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前が少しゴタゴタがありましたが、武豊騎手はいつでも行ける位置を確保。1人気の模範のような騎乗でした
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ハレルヤボーイはポジションを少し取りに行きすぎてかかってました。イモータルも折り合いをつけるのに一苦労してましたね。それが最後伸びきれないことに響いたのでしょう
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4角。シャドウアプローチが進出を開始。警戒網をしっかり張っていた武豊騎手は外をチラリ
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普通の映像に戻すとわかりやすいですね。「来たか」という感じで進出し、蓋をされないレース運びでした
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イモータルの武幸四郎騎手は迷わず外へ。タイセイサミットのアッゼニ騎手はロスなく競馬
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ユウチェンジの川田騎手はアドマイヤとボールのスペースを狙いに。
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コーナーを回り終えたアッゼニ騎手は直線を向くと同時に外へ進出


外人騎手はコーナーをきっちりロスなく回るので、直線も長いし、慌てずの騎乗という感じだったでしょうか





川田騎手は果敢にわずかなスペースを狙いに。しかし、アドマイヤモラールの田辺騎手は右ムチでした
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手綱を外へやりつつ伸びきれないアドマイヤモラールに、外へ出せないユウチェンジは立ち上がるシーンがありました
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その後すぐに内を選択。この一瞬の判断はさすがでした。シュウジの岩田騎手も迷わず内へ
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シュウジとユウチェンジは進路を確保。タイセイサミットは大外へ出せず、馬群の間を狙います
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しかし、のボールライトニングは右ムチのシャドウアプローチは左ムチ





当然馬は寄せ合う形に。さらにお互いの騎手がチラチラ見合ってたので、意識もしてたと思います
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そして、馬体を併せにいって、そのタイミングでタイセイサミットが入ってしまいます
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シャドウアプローチが内へ切り込み、ここでタイセイサミットは手綱を引くシーンが見られました
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残り200mのハロン棒が見えますね。ここでの不利はもはや致命的だったでしょう
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そこからようやく外へ出して再加速。しかし、上位2頭はこの感に一気に突き抜けてました
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直線の攻防は横からのほうが見やすいですので、改めて横から


ユウチェンジの川田騎手はこの斜め外の進路を狙いに行きます
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しかし、エアスピネルがやや内へ切り込みながら加速していき、ボールライトニングを少し押し込める形に
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結局前と外に壁ができてしまいましたね。
タイセイサミットは、エアスピネルが抜け出すのが分かってましたから、こちらも川田騎手と同じく斜め外へ進路を狙うんですが、シャドウアプローチが内へ切り込んできてしまいます

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外は無理だとなり、素早く内の進路へ切り替えます。この一瞬の判断はさすが。シュウジも内へ
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タイセイサミットは斜めの進路を見出し、そこを狙います



しかし、黄色い帽子の蛯名騎手が外を見てるように、シャドウアプローチを意識します






エアスピネルが抜け出し、前にはスペース。しかし、ボールライトニングはへ。シャドウアプローチはへ誘導
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ユウチェンジの川田騎手はしっかり進路を確保







正面からのアングルでも見たように、お互いが馬体を合わしにいったところでタイセイサミットが突っ込む形に
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これをワンテンポ我慢していれば、シャドウの外へ出せたんですけどね。 

はっきし言って判断が悪かったとしか言いようがないです






そして手綱を引く場面。残り200m。時計は1.23秒
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そこから外に出して追い出したのが1.27秒。残り200mを切って4秒待たされるロスは絶望的でした
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そこからグングン伸びてくるも、シャドウアプローチには3/4馬身届かず。
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結果、エアスピネルとリオンディーズが上位。「スムーズに競馬をした」というのも大きな要因でしょうね
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いかがでしたでしょうか??



この結果から、上位2頭が強いことは承知ですが



次走買える馬もはっきりしますよね。


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次走は自己条件戦だとは思いますが




まともなら」勝ち負けでしょう




間違いなく実力は3番目以上でしたし、結果は大変残念でしたが



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